『大豆田とわ子と三人の元夫』音楽ファン的にも面白すぎる問題
話題のドラマ通称”まめ夫”。6月15日に最終回を迎えます。このドラマ、内容自体ももちろんなんですが、とにかく音楽ファンを楽しませる内容になっています。
坂東祐大さんのサントラ、とわ子が歌う曲の選曲(特に、唐突すぎるポケモンの「ニャースのうた」)、そして、松たか子や三人の元夫たちが歌唱するエンディングも魅力ですね。
このプレイリスト見つけてから気づきましたが、石若駿、林正樹もいらっしゃって驚いていますが、サントラの参加ミュージシャンに触れても面白いと思いますが、ここでは、ドラマの出演者の音楽について触れていきます。
STUTS & 松たか子 with 3exes - Presence I feat. KID FRESINO (Official Music Video)
音楽の教科書に選ばれたフジファブリック「若者のすべて」オリジナルと様々なカバー
めちゃくちゃ驚きました。「若者のすべて」って、音楽ファンや、志村正彦の地元でこの曲をチャイムに使用したりした富士吉田市の方には知られていても、それ以外の一般層的にはまだ「隠れた名曲」的立ち位置だし、フジファブリックの知名度もそこまでじゃないんじゃないか…と思っていたので、高校の教科書に採用されるのがすごくうれしいです。
それにしても、「若者のすべて」本当に様々な方にカバーされてますよね。フジファブリックだけじゃなくて、色んな人に歌い継がれ、楽曲が知られていった気がします。
- 1.原曲
- 2.Bank Band
- 3.藤井フミヤ
- 4.槇原敬之
- 5.柴咲コウ
- 6.山内総一郎
- 7.anderlust
- 8.アイドルネッサンス
- 9.私立恵比寿中学
- 10.藤井風
- 11.有安杏果
- 12.麒麟・川島明
1.原曲
志村本人は自信作としてシングル曲として提案した周りましたが、反応が今一つで、シングルとして一度ボツとなったものの、収録アルバムの先行シングルとして季節外れの11月に発売されました。
志村のやや脱力したボーカルが、なんだかんだこの歌詞と合ってるんだよなぁと。彼の死後に存在を知った身ですが。
2.Bank Band
中島みゆき「糸」の知名度を一気に上げた功績も持つ、Bank Band。カバー作が多数収録された『沿志奏逢3』に「若者のすべて」も収録されています。
音源の装飾音とか、ミスチルっぽいなぁとも思います。
3.藤井フミヤ
公演の開催発表後に、志村の死があり、開催が危ぶまれましたが、予定通り2010年7月に、縁の深い15組のミュージシャンを呼び開催された『フジファブリック presents フジフジ富士Q -完全版-』。そこで、藤井フミヤが「若者のすべて」をカバーしています。
4.槇原敬之
「若者のすべて 〜Makihara Band Session〜」としてカバーされた。2014年にライブツアー「Listen To The Music The Live ~うたのお☆も☆て☆な☆し"」でカバーしたのち、2019年にはスタジオ音源化されました。
槇原の温かい歌声で包み込むように歌われています。
5.柴咲コウ
女優であり、歌手としてもヒット作を持つ柴咲。ゲスの極み乙女。福山雅治、東京事変もカバーしているカバーアルバム「こううたう」にて、一曲目でカバーしています。
関口シンゴによるアレンジは、比較的シンプルな作りながら、終盤のサウンドがおしゃれになっていきます。
6.山内総一郎
志村の死後、ボーカルを山内が引き継ぎました。その山内によるライブ音源です。2019年ミュージックステーションに初出演し、この曲を披露した際は、志村の歌唱映像を重ねたものとなりました。
志村とはまた違った魅力のある歌声でその点が素敵です。
7.anderlust
TVアニメ『バッテリー 』の第6話~第10話までのエンディングテーマ。Bank Bandのメンバーでもある小林武史の編曲です。
8.アイドルネッサンス
様々な古今の名曲を歌とダンスでカバーする活動を行っていたグループ。メンバーには、現在は他のアイドルであったり、ソロ活動するメンバーもおり、赤い公園に途中加入して、解散までボーカルとして活動した石野理子も所属していました。
「若者のすべて」は、解散ライブ「ヨコハマで感謝するネッサンス!!」で披露されました。
9.私立恵比寿中学
振付がなく歌のみで行われるちゅうおんというエビ中のライブで披露され、ファンクラブ限定のライブCD『エビ中 秋空と松虫と音楽のつどい 題して「ちゅうおん」2018』に収録されました。
フジファブリックは、エビ中に「お願いジーザス」を提供した他、2019年に開催されたエビ中の主催フェスにフジファブリックも出演しました。
原曲に近い編曲ながら、メンバー6人の歌割や、特にサビで魂を込めた歌唱をする中山莉子の歌が印象的です。
10.藤井風
最近の最注目ミュージシャンの一人・藤井風。オリジナル曲で話題となる前は、様々な楽曲のカバーをピアノ弾き語りで行っておりました。「若者のすべて」もその中の一曲で、ピアノと歌唱力のすばらしさも目立ちます。
11.有安杏果
2018年まで、ももいろクローバーZとして活動し、現在はソロで自作曲を歌唱している有安。ライブでカバーしているほか、YouTubeでもギター弾き語りを公開しています。
パワータイプのボーカルの印象が強かったももクロ時代とはまた違った、繊細さも含まれているような印象のボーカルに思います。
12.麒麟・川島明
芸人であり、俳優・歌手等様々な活動も行う藤井隆。藤井のプロデュースアルバム『SLENDERIE ideal』に参加した麒麟・川島によるカバー。編曲はPARKGOLFで、「若者のすべて」のカバーとしては異色のエレクトロなカバーとなっています。
Original Love30周年カバーアルバム『What a Wonderful World with Original Love?』のミュージシャンと感想
めちゃくちゃ豪華、というか自分好みなメンツが参加しています!Original Loveは、一回VIVA LA ROCKで生で観て、パッションがすごく伝わってきて、オシャレな楽曲とのギャップが印象的だったなと思います。
そして、ほかの人のトリビュートにも参加していたり、Negiccoに楽曲提供していたりと、何かと触れる機会もあったので、このアルバムをきっかけにOriginal Loveの楽曲も聴いてみたいなぁと思い、色々と書いてみます。
- 1.朝日のあたる道/原田知世
- 2.ディア・ベイビー/長岡亮介
- 3.Let's Go/椎名林檎
- 4.MILLION SECRETS OF JAZZ/SOIL &"PIMP"SESSIONS & Kento NAGATSUKA
- 5.JUMPIN'JACK JIVE/斉藤和義 & Rei
- 6.IT'S A WONDERFUL WORLD/TENDRE
- 7.夜をぶっとばせ/小西康陽
- 8.月の裏で会いましょう/Yogee New Waves
- 9.プライマル/東京事変
- 10.ショウマン/YONCE
- 11.接吻/Original Love & Ovall
- 12.I WISH/愛してます/PSG & Original Love
1.朝日のあたる道/原田知世
女優で歌手の原田知世のイメージといえば、完全にユーミンの提供曲のイメージでしたので、名を連ねていることがすごく意外でした。
原曲は、ホーンが印象的で田島貴男のボーカルが大人でカッコよく、でも時折高い歌声もあったりと、原田知世カバーは大人の女性がしっとり歌い上げつつ、ホーンでジャジーな良さもあり、演奏も楽しめました。
2.ディア・ベイビー/長岡亮介
ペトロールズやソロでの活動、浮雲として東京事変、星野源ら様々なミュージシャンのサポートギタリストとしても知られる長岡亮介は、ギタリストとしてOriginal Loveの楽曲に参加する他、田島貴男とのセッションライブも行っています。このカバーアルバムのリリースに合わせ、セッションライブのライブアルバム『SESSIONS』もサブスク解禁されました。ペトロールズトリビュートにてOriginal Loveが「Fuel」をカバーしています。
カントリーとエレクトロが混ざったようなサウンドに、田島貴男のボーカルが魅力の原曲に対し、イントロのストリングスから、ギターリフ等カントリー感を強めた様なサウンドに、長岡亮介のボーカルが甘くて魅力的です。
3.Let's Go/椎名林檎
椎名林檎と田島貴男といえば、林檎トリビュート『アダムとイヴの林檎』で田島が「都合のいい身体」をカバーしていたり、『井上陽水トリビュート』では共に参加していたり、トリビュート絡みで何かと関わっている印象があります。
ファンクなサウンドに、田島貴男のクールさと熱さが絶妙に混ざった様な声の原曲に対し、林檎カバーは『井上陽水トリビュート』での「ワインレッドの心」などと同様にジャズ。鳥越啓介のウッドベースや林正樹のピアノらお馴染みのメンツの演奏も素晴らしく、そこに林檎のボーカルきたらもう最強です。
4.MILLION SECRETS OF JAZZ/SOIL &"PIMP"SESSIONS & Kento NAGATSUKA
自らをデスジャズと呼び、世界的に活動する5人組ジャズバンドSOIL&"PIMP"SESSIONS。インストをメインにしつつも、椎名林檎、三浦大知、長岡亮介はじめ、様々なボーカリストともコラボしています。Kento NAGATSUKA(長塚健斗)は、エクスペリメンタルソウルバンドを名乗り、香取慎吾や和田アキ子から、The Love experimentまで、国内国外ジャンル問わずコラボもするWONKのボーカルで、ソロでも様々な作品に参加しています。
原曲はホーンを中心に、クールさと主張しすぎてないけど熱さを持つ田島貴男のボーカルが印象的ですが、ソイルと長塚Ver.は、まずホーンのとこがピアノだし、長塚のボーカルは田島よりクールさが目立っているなと思います。
5.JUMPIN'JACK JIVE/斉藤和義 & Rei
多数のヒット曲を持ち、中村達也とのMANNISH BOYSや寺岡呼人、奥田民生、浜崎貴司、YO-KING、トータス松本と結成したカーリング・シトーンズとしての活動も行っている斉藤和義と、シンガーソングライターでありギタリストとして、国内外のフェスにも多数出演し、関ジャムでも活躍するRei。
熱がこもったジャジーな楽曲で、ピアノの印象が強い原曲。カバーはギターが目立っています。斉藤和義とまず歌詞が合ってて、自作曲として歌っててもおかしくないなと。Reiとの男女デュエットになったのが面白いなと思います。
6.IT'S A WONDERFUL WORLD/TENDRE
ベース、ギター鍵盤、サックスなどを演奏する河原太朗のソロプロジェクト・TENDRE。2021年には関ジャムの年間ベスト10企画に「HOPE」が選出されています。
田島貴男の裏声を多用し、サックスやストリングスも間奏で美味しいクールなファンクの原曲。TENDREのカバーはシティポップ色が強まっていて、現代的なサウンドに感じました。最初楽器の印象が少なかったものの、後半に向けてサックス、キーボード等楽器演奏の存在感が増しています。
7.夜をぶっとばせ/小西康陽
小西康陽と田島貴男は、ピチカート・ファイヴにて一緒に活動していた時期もあり、田島は野宮真貴の前のボーカルを担当していました。「夜をぶっとばせ」は元々ピチカートの楽曲であったものを、オリジナル・ラヴ名義でセルフカバーされたという経緯があります。
田島貴男がシャウトしつつ歌い上げているロックナンバー。小西カバーは歌のないインストでのジャズカバーになっています。
8.月の裏で会いましょう/Yogee New Waves
ネオシティポップと評される、演奏がオシャレで個人的にも好きなバンド。私がの演奏に興味を持ったきっかけはエビ中はの提供楽曲「さよならばいばいまたあした」だったりします。
原曲はシティポップな楽曲で、キーボードが活躍していました。これはYogeeと相性良さそうだなぁと思いながら、カバーも聴いてみてやっぱり相性ピッタリ。Yogeeカバーはギターを中心にしっかりYogeeのサウンドになっています。
9.プライマル/東京事変
まさか、長岡亮介と椎名林檎の参加したトリビュートアルバムで、東京事変も参加するとは!そしてここでも、椎名林檎と浮雲(長岡亮介)が歌唱しています。
名前だけ知っていて、「接吻」に次ぐ代表作という印象の「プライマル」。聴いてみると、ストレートなバラードという印象の原曲でした。事変カバーはギターフレーズとかに事変っぽさを感じつつ、林檎と浮雲のデュエットもまた魅力的でした。
10.ショウマン/YONCE
現在活動休止しているSuchmosのボーカルYONCEも参加しています。Suchmosはルイ・アームストロングの愛称がバンド名の由来なだけあって、ジャズはもちろんロック、ソウル、ヒップホップなどからも影響を受けています。ソロでも、冨田ラボ作品等に参加しています。
ストリングスが素敵な壮大なバラードの原曲に対して、YONCEカバーはボーカルを中心に始まり、次第に演奏が存在を示し、壮大になっていく展開です。とりあえず、この曲だけ音量を上げてしっかり聴きたい曲。Suchmosのアルバム『THE ANYMAL』の方向性。
11.接吻/Original Love & Ovall
ここで、田島貴男本人もガッツリ登場。Ovallは三人ともプロデューサー年も活動する、Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによるバンドでする。
改めて「接吻」を聴くと、やっぱりシティポップな楽曲だなぁと。ここに、同じ田島貴男ボーカルで(当然、原曲よりも歌いこなしていて、ボーカルの個性を強めてはいますが)、演奏だけで勝負してきたOvall。細かいところまでこだわっていて、しっかり聴き込んで比較してみたいカバーです。
12.I WISH/愛してます/PSG & Original Love
PSGとは、ラップミュージシャンのPUNPEE、5lack、GAPPERの3人の兄弟を含む東京都板橋区出身のユニットです。3人が「I WISH」をサンプリングした楽曲「愛してます」に、元ネタの歌い手である田島貴男の歌声が加わっているのが今回の作品になります。
シティポップに田島貴男が歌い上げる原曲に、PSGのサンプリングは、原曲の心地よいリズムに3人のラップが乗っかっています。少し田島貴男の声もサンプリングされていますね。そして、その両方が融合した様な今回の作品。この曲をカバーアルバムのラストに持ってくるの、田島貴男素敵すぎる。
「接吻」やトリビュート、スカパラでの歌唱等で知っていたOriginal Loveや田島貴男に関してのイメージでしたが、今回のカバーアルバム収録曲の原曲を聴いてみると、思っていたよりジャズの要素が強いと思いました。また、カバーしているミュージシャンも多彩ながら、ジャズやソウル、シティポップ方向のミュージシャンも多く参加しているのもうなずける音楽ということも再認識しました。
改めて、非常に豪華で自分好みなメンツも集まったトリビュートでした。欲を言えば、意外枠でNegiccoとかいたら、さらに面白かったかなぁとか思ったので、「サンシャイン日本海」もどうぞ。
ついでに、Original Loveカバーしてる自分の推したちもサブスクと動画公開していますので、最後に載っけときます笑
エビ中が初楽曲提供だったミュージシャン
2022年3月に、私立恵比寿中学の7thアルバムがリリースされることが発表されました。第一弾発表曲は大橋ちっぽけが提供する「Anytime, Anywhere」です。大橋ちっぽけは、エビ中が初提供となります。
大橋のように、エビ中への楽曲提供が初めてというミュージシャンは珍しくなく、エビ中への提供から、楽曲提供が増えていったり、またエビ中への提供以降、世間的に注目されるようなミュージシャンも珍しくありません。
こうした、楽曲提供のなかったミュージシャンや、若手ミュージシャンのピックアップは、エビ中の魅力の一つで、ここ2年新曲自体が少なかったり、提供作家が常連で実績のある作家が多かっただけに、久しぶりにこういう楽しさができることが嬉しいです。
今回は、エビ中への楽曲提供が初めてだったミュージシャンを取り上げてみます。
「椎名林檎が楽曲提供すべきミュージシャン」への回答
椎名林檎のファンクラブ・林檎班にて不定期に行われるアンケート「班勢調査」。2021年の11月〜12月にも行われました。その中に、「椎名林檎が楽曲提供すべきミュージシャン」という項目がありました。
2020年に林檎班入って以来2度目の班勢調査。林檎・事変の好きな作品でも大分迷っているのに、この項目どうすりゃ良いの笑?と思いながら、一つに絞るとかの記載がなかったので、一つしか空いてない項目に目一杯入力しまくりました笑
- 1.アイナ・ジ・エンド(BiSH)
- 2.私立恵比寿中学
- 3.日向ハル(フィロソフィーのダンス)
- 4.藤井風
- 5.MISIA
- 6.関ジャニ∞
- 7.LiSA
- 8.DISH//
- 9.井口理(King Gnu)
1.アイナ・ジ・エンド(BiSH)
今回あげたミュージシャン・シンガーの中でも1番実現する可能性が高いんじゃないかと思うのがアイナ。BiSHは松隈ケンタら楽曲制作チームSCRAMBLESが主に制作し、メンバーも作詞作曲に加わっています。
また、アイナは自作楽曲でソロ作品もリリースし、プロデュースには亀田誠治やスカパラの加藤隆志と椎名林檎とも関わりのあるメンツも参加しています。
2018年には、VIVA LA ROCKにて亀田誠治が所属するJ-ROCK ANTHEMSのゲストボーカルとしてアイナが参加した際に、「本能」を歌唱しました。2020年には、CDTVライブライブにて、ほぼ原曲アレンジでの「罪と罰」をカバーし、お茶の間をも話題にしました。2021年にはとうとうミュージックステーションにて、椎名林檎率いるバンド・Elopersにて、林檎ギター、アイナボーカル(Guitar:ユウ/チリヌルヲワカ、Bass:関根史織/Base Ball Bear、Drums:ほな・いこか/ゲスの極み乙女。もすごいけど)という立ち位置でパフォーマンスしました。
林檎自身、あのハスキーで特徴的なアイナの歌唱スキルを褒めているし、今後、椎名林檎プロデュースの作品を歌唱してほしいです。
2.私立恵比寿中学
私立恵比寿中学は、楽曲提供者の幅広さで知られ、ヒャダイン、レキシや川谷絵音(本人よりかは、ゲスのちゃんMARIとかほな・いこかが林檎と関わってますね)、フジファブリック、大沢伸一、POLYSICS、吉澤嘉代子、岡崎体育、PABLOら椎名林檎や東京事変メンバーとも関わるミュージシャンも提供しています。メンバーが全体的に歌が上手いことでも知られ、メンバーの安本彩花は「超正確!!パーフェクトピッチ」、柏木ひなたは「エモと技巧を併せ持つ超絶テクニシャン」と関ジャムで紹介されました。
実現性よりは願望。といいつつも、椎名林檎トリビュートアルバム『アダムとイヴの林檎』に呼ばれて「自由へ道連れ」をカバーするなんて2017年エビ中ファンになった時にはこれっぽっちも思ってなかったですよ。最初にオファーしたのはあくまで「椎名林檎サイド」なんですけど、それでも嬉しいです。
エビ中の「自由へ道連れ」、エビ中と椎名林檎がつながったって点でもちろん大好きですけど、反面、トリビュートアルバムの性質上、アイドルらしさを求められたカバーだなぁとも思うので、林檎ソロあるいは事変のサウンドに近いアレンジの提供作品を聴いてみたい。
3.日向ハル(フィロソフィーのダンス)
フィロソフィーのダンスは、ウルフルズやナンバーガールをプロデュースした加茂啓太郎がプロデュース・運営するアイドル。中でも日向ハルは、「規格外の本格派ソウルシンガー」と関ジャムで紹介されました。
ソロライブでは、椎名林檎や東京事変の楽曲のカバーもしており、各種サブスクには「キラーチューン」「カリソメ乙女」「流行」のライブカバーも収録されています。
4.藤井風
「藤井風ってソングライティングスキルも高いんだから、提供してもらわなくても良くない?」とか思いつつも、SNSを見ると界隈の提供してほしい熱も高いし、確かに歌声も魅力だし、何より過去にあげてきた動画に椎名林檎曲が多数あることを考えると、一応、今回名前をあげときました。カバー動画も観てね!
5.MISIA
日本の歌がうまいシンガーみたいな企画に、大抵林檎と共に上位に食い込んでくるMISIA。近年は、「アイノカタチ」がGReeeeNとのコラボ、楽曲提供であったように、布袋寅泰、堂本剛、川谷絵音、藤井風らミュージシャンとのコラボや楽曲提供を受けた作品が多く、それらの楽曲を自分の色に染め上げる強さを持っているのがMISIAですが。
果たして楽曲の椎名林檎色が強い林檎の楽曲を、誰からの提供曲も自分のカラーに染め上げるMISIAが歌うとどうなるのか?という興味本意です。
6.関ジャニ∞
丸山がファン。これにつきます笑 2021年にリリースしたアルバム『8BEAT』では、関ジャニがバンド演奏するインストのオープニングトラックを亀田誠治が制作しました。
関ジャニは、かつて林檎が提供したTOKIOの様にバンドもやりますし、SMAPの様にダンスもやるので、両方の形態で一曲ずつ提供して、その2曲が入ったシングルを出しても面白いかなと。
7.LiSA
『鬼滅の刃』の主題歌で本人や楽曲の知名度が国民的クラスに上昇したアニソンシンガーLiSA。ミュージックステーションで「嫉妬するミュージシャン」として椎名林檎が名前を出していたLiSA。自分の子どもに鬼滅見せてないらしいですが、子どもが口ずさんでると。
椎名林檎トリビュートでは「NIPPON」をカバーしており、ベースハマ・オカモトやアコーディオンのチャラン・ポ・ランタンの小春も参加しています。
8.DISH//
東京事変の「青のID」がテーマ曲であった映画『さくら』にも出演していた俳優の北村匠海。彼がボーカルギターとして所属するバンドがDISH//です。全員が俳優等幅広く活動をしつつも、楽曲制作と演奏も行なっています。あいみょん提供の「猫」が話題になっていることでも知られていますね。
椎名林檎が主題歌を担当したドラマや映画作品の出演者に楽曲提供しているケースがいくつかあったので北村匠海もどうかなと(『ATARU』→SMAP・栗山千明、『〇〇妻』→柴咲コウ)。
9.井口理(King Gnu)
最後にどうしてもあげておきたいのが井口。東京藝術大学の声楽科卒業で、特徴的な高音のボーカルが魅力的。
オールナイトニッポン0のパーソナリティをしていたときには、aikoとの「カブトムシ」のデュエットのカラオケとそのハモリスキルも話題となりました。(YouTubeは、公式動画であるポルノグラフィティ岡野昭仁とのデュエット。)
椎名林檎とのデュエットとか実現したらとんでもないことになりそうだなぁ。
Adoも椎名林檎に憧れて影響を受けていたし、椎名林檎が嫉妬したミュージシャンで名前を出していたので、どうかなと。
椎名林檎の提供先って女優さんが多いけど、椎名林檎ともつながりのある二階堂ふみとか、実力もあるしありそうだなぁと。
楽曲提供だったり、椎名林檎プロデュースプロジェクトも観てみたいんだよなぁ。でも、椎名林檎の歌声が椎名林檎曲の歌い手として最強なのもまた事実なんですが笑
2021年の個人的マイベストソング10
- 10位 YONA YONA DANCE/和田アキ子
- 9位 バレる!/Creepy Nuts
- 8位 EVERBLUE/Omoinotake
- 7位 SEMSITIVE/アメフラっシ
- 6位 きらり/藤井風
- 5位 華奢なリップ (feat. ちゃんみな)/ジェニーハイ
- 4位 一途/King Gnu
- 3位 セーラ☆ムン太郎/マハラージャン
- 2位 孔雀/東京事変
- 1位 なないろ - From THE FIRST TAKE/私立恵比寿中学
10位 YONA YONA DANCE/和田アキ子
きっかけは、和田アキ子にWONKが楽曲提供する話を聴き、「リズムアンドブルースの女王」と称されるザ・芸能人のアッコと、現代のエクスペリメンタルソウルバンドWONKのコラボレーション。元SMAPの香取慎吾とWONKのコラボの「Metropolis (feat. WONK)」「Anonymous (feat.WONK)」も良かっただけに、これは面白そうだなぁと思ったのが今年の上半期だったかなぁ。でも、話だけが先行して中々リリースにならなくて、そのうちにリリースされた曲がフレデリック提供と知り聴いてみました。
はじめて聴いたとき、「フレデリックのサウンドに乗り切れていない和田アキ子」という印象でしたが、これは意図的だ 笑 この乗り切れてない感がめちゃくちゃクセになる曲。「オドループ」はじめ、フレデリックのサウンドは中毒性がある。この手の中毒的なサウンドを、上手かったり貫禄があったりするシンガーが歌うと、互いの良さをつぶしてしまうイメージがあったけど、全然そんなことなかった。表現次第だなと、むしろアッコが歌うからこそイイってレベルになってる。Cメロや落ちサビでは、アッコの貫禄を見せつけてる堂々とした歌いっぷりなのも、フレデリックにはない魅力。
石川さゆりもそうだけど、大ベテランが自分たちより若い世代のミュージシャンとコラボするの面白いし、紅白こういう曲歌わせるくらいチャレンジしてもいいのになぁ。演歌じゃない曲歌ってる氷川きよしみたいに。(アッコ今は紅白出てないけど…)肝心なWONK提供の「太陽に捧ぐ歌」も良いので聴いてね。
9位 バレる!/Creepy Nuts
R-1グランプリのテーマソングに起用されたこちらの楽曲。R-1グランプリ、以前はCOMPLEX「BE MY BABY」を使っていて、あのイントロがかっこよくて好きだったけど、ピン芸人の大会なのにそのために作られていない二人組のCOMPLEXの曲って違和感だなぁとは思っていました。Creepy Nutsも二人組ではあるけど、Creepyの2人が、それぞれ一人で、賞を制して、日本一と世界一になっていること、二人がバラエティも出ていて、芸人と絡むシーンも多いこともあるし、書き下ろされた曲なだけあって、ピッタリな歌詞だと思います。
1番は、最高に自信満々だったのが、2番では環境やプレッシャーに飲まれまくってる歌詞で「バレる!」の意味が変わってくるのも良い。松永のトラックもいい音、好きな音を使ってきてくれてね。
バラエティタレントとしては、結構知名度を上げてきた2人(特に松永)だし、松永はオリンピック閉会式でDJするくらい、DJ界のみでなく、お茶の間的にも知られた存在になってきたけど、彼らからお茶の間クラスで親しめるヒップホップの楽曲が出てきてもいいかなと期待してます。
彼らのヒップホップのあり方としてどうかって意見も多々あるとは思いますし、攻撃的な部分はそれはそれとして持ち続けてもらいたいけど、それはそれとして世間に知られるような楽曲を歌ってほしいなと。
8位 EVERBLUE/Omoinotake
ピアノロックバンドのOmoinotake。この曲はメジャーデビューシングルのタイトル曲です。アニメ『ブルーピリオド』のオープニングテーマです。
ホーンがあったり、メジャーデビュー&タイアップ感ある華やかさもありながら、サウンドのシティポップさがみられる点も魅力的だなと。
THE HOME TAKEで一回、「One Day」を披露しているけど、またTHE FIRST TAKEにも出してくれませんかね?あのTHE HOME TAKEの音源聴いたのが聴くようになったきっかけなんですが…。
7位 SEMSITIVE/アメフラっシ
間違いなく世界的に覇権を握っているサウンドってK-POPのようなダンスミュージックだし、楽曲のレベルも高い作品も多くあると思います。ただ、自分の音楽趣味じゃなくてあまり聴いてなかった。アイドルも結構聴いてるにも関わらず、むしろ方向性はロック色を取り入れているアイドルを聴くことが多かった。
でも、今年になって、推しがK-POP聴いてたり、川谷絵音が関ジャニに提供した曲がダンスミュージックだったり、そうした音楽に触れる機会も増えた気がします。意外なところからこのタイプの曲が出てくると興味が持てるなと。
なんてことを考えていた時期に、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学と同じ、芸能事務所スターダストのアイドルセクション・スターダストプラネットの所属アイドルが出演するスタプラフェスを配信で視聴した際、アメフラっシが本格ダンスミュージックの楽曲を歌唱していることを知りました。
スタプラの後輩グループは、以前はももクロや先輩グループの妹分感あるサウンドの印象が強かったのですが、今回観た際は、それぞれグループごとのカラーが出ていてよかったです。その中でも、アメフラは、他のグループがやってなかった、ダンスミュージックをパフォーマンスし、メンバーのスキルも曲の良さに負けてないし、いいじゃないかと最近聴いています。
MVも中々カッコいいし、「Lucky Number」もMV込みでカッコいいし、シティポップ要素もあっていい。グループも世間にもっと知られてほしいな。スターダストプラネットの後輩グループの楽曲は近年ばってん少女隊「OiSa」、超ときめき宣伝部「すきっ!」も話題となっており、スタプラ全体が注目されていってほしいなと思います。
6位 きらり/藤井風
今年かなり上位に聴いていたのが藤井風。今年リリースの一曲「きらり」は自動車のCMソングとして起用されていた疾走感あるナンバー。
この曲の制作中に、藤井風が、この曲のサビが『となりのトトロ』のサントラの久石譲の「風の通り道」に似ているから、サビを変えようかと提案したら、周りに「アレンジや楽曲の方向性が全く違うから大丈夫。」と言い返されたので、そのままにしたそう。
そう、最初に思いついたものを無理に変える必要はない。大事なのはそういうことじゃないから。
今年は、ドラマやCMタイアップ、日産スタジアムでの無観客ピアノ弾き語りライブ、MISIAへの楽曲提供もあり、注目度の高さが伺えました。更に世間的に話題になって欲しいし、多分国民的レベルの楽曲も出てくるんだろうなと思います。
5位 華奢なリップ (feat. ちゃんみな)/ジェニーハイ
多数のバンドでのボーカル、ギター、ソングライティングや楽曲提供を行う、邦ロック、J-POP界の最重要人物の一人川谷絵音ワークスの中でも、お笑い芸人や現代音楽家を擁する異色のバンド・ジェニーハイ。テレビ番組発の企画モノかと思われたバンドがまさか、セカンドアルバム『ジェニースター』まで出すとは。
アルバムのオープニングナンバーの「華奢なリップ」は、ラッパー・シンガーのちゃんみなが参加しています。彼女の歌いだしと、新垣隆のキーボードにすごく引き込まれるなと。前回のアルバムでのアイナ・ジ・エンドとのコラボも良かったですが、今回のちゃんみなも魅力的なシンガーで、ジェニーハイが女性シンガーのピックアップの場になっている点も面白いですね。実際、ちゃんみなの曲も聴くようになりました。いい声。
川谷絵音は、今年も大活躍でしたね笑 indigo la EndやDADARAYもアルバムをリリース。(ゲスだけ12月にようやく今年初めてのリリースになっちゃったけど…)配信期間が終わってしまったけど、FM802のキャンペーンソング「春は溶けて」も制作(このままだともったいないから、歌唱したシンガーそれぞれとか、絵音のセルフカバーとかでもいいので、また音源配信してくれないかなぁ…)、楽曲提供もMISIA、郷ひろみ、関ジャニ∞、yama、原田知世とビックネームや注目シンガーにも提供するなど、活躍をさらに広げました。
4位 一途/King Gnu
King Gnu、millennium parade、さらにはSixTONESへの楽曲提供と、常田大希の活躍が著しかったですね。ミレパがここまでテレビ露出して、紅白まで出るとは思いませんでした。
ミレパの紅白歌唱予定曲「U」をベスト10に入れようかなと思っていたところ12月に飛び込んできた「一途」。話題のアニメ「呪術廻戦」の劇場版テーマ曲のこの曲は、King Gnuのアグレッシブさが全面に出ていて良きだなぁと思います。イントロのギターのから一度落ち着いてからのAメロまでの流れが完璧。
今まで、自分はこういうランキングに入れる曲には「The hole」とか「三文小説」のようなバラードナンバーを評価する傾向にありました。井口のボーカルが魅力的すぎて。でも、ヌーの良さはそれだけじゃないよなぁ、もっとバンドが躍動してる感じの曲とかと思っていたところに、バチッとハマった「強強曲」きたなと笑
King Gnuやmillennium paradeはじめ、常田大希が今後いかなる音楽を作っていくのかも今後気になるし、新井和輝はサポートミュージシャンとしても活動を広げていて、それは勢喜遊もそうだし、井口理はヌー以外では、俳優とかナレーションでの活動が多いけど、ソロでシンガーとしてカバーアルバムとか、誰かに提供してもらって作品を出しても面白いんじゃないかと。今後の4人のヌー以外の活動も含めて楽しみです。
3位 セーラ☆ムン太郎/マハラージャン
1位の曲をきっかけにTHE FIRST TAKEに興味を持つようになったのですが、そのTHE FIRST TAKEで披露しているこの曲が、サブスクで配信されたのをきっかけに聴き、聴いているうちに、サウンドが良いし、ふざけたように思えるタイトルとは対照的に、メッセージ性も高いというギャップもいいなと。
バンドメンバーは、Vocal, Guitar & Synthesizer/マハラージャン、Piano/皆川真人、Bass/ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、Drums/石若駿となっていて、このメンバーならそりゃ好きになるわなぁとも思いました。(ハマったきっかけのTHE FIRST TAKEの方のバンドメンバーもまた豪華)
サビの「セー(イ)ラ」と「レイラ」をもじって、クラプトンの「レイラ」のあの有名なギターフレーズが出てくる点も遊び心があってよいですね。
先日シブヤノオトの企画で披露された、SHOCK&RUN YO! 「 貞☆子」も良かったので、マハラージャンのセルフカバーでもいいから音源化してほしいなぁ。
2位 孔雀/東京事変
上半期は「一服」を選んでたけど、こっちの方にハマってしまいました。
東京事変10年ぶりのアルバム『音楽』のオープニングナンバー。林檎や事変のアルバムの1曲目って、かなり林檎事変にとってだったり、音楽的に考えても挑戦的な楽曲があったりするけど、(『スポーツ』の「生きる」とか、『加爾基 精液 栗ノ花』の「宗教」とか、『三毒史』の「鶏と蛇と豚」とか)、今回もそれだなぁと。椎名林檎がこんなかっけーラップかましてくるとは思わなかった。(メンバーの名前以外何言ってるか聴き取れないし、歌詞カード見ても、漢文が…そしてOTKに持ってかれる笑 でも好き)
それでいて、しっかり聴きやすい曲なようにも自分には感じ、その点も素晴らしいなと思います。12月22日リリースのベスト『総合』収録の「仏だけ徒歩」もかなり良かったので、そっちとも迷いつつも「孔雀」を選びました。
そんな東京事変、最近では、「花金ナイト」というYouTube企画で椎名林檎の出身地・埼玉県やそのキャラクター・コバトンもプッシュされ、埼玉県民の自分は嬉しいです。埼玉県の魅力度第一位だろ笑
1位 なないろ - From THE FIRST TAKE/私立恵比寿中学
元々は2017年の楽曲なので、入れようか迷いましたが、エビ中のTHE FIRST TAKE出演は、あまりにも今年の自分の音楽趣味に影響を与えた一曲なので、無視できないと思い、正直に1位にしました。
公開日が誕生日のメンバー故・松野莉奈への想いを込め、一緒にTV番組で共演していたレキシ・池田貴史が楽曲提供した「なないろ」を、彼女と一緒に活動したメンバーの6人で歌唱。この日は、2020年11月より悪性リンパ腫の治療のため休養していた安本彩花がメディア復帰した日でもありました。
という、話題がどうしても先行してしまいますが、橋本しんのピアノ伴奏のみでメンバーが6人で歌唱する姿はさすがでした。石崎ひゅーいのギター伴奏で、パワフルに歌い上げた「ジャンプ」も良かった。このパフォーマンスをきっかけに、それまでちょっと距離を置いていたTHE FIRST TAKEに注目するようになったし、そこで歌唱された楽曲に興味を持つようになっているのもエビ中のおかげ。そういう音楽趣味的に楽しむコンテンツを増やしてくれた点も評価しての1位です。
エビ中の歌声って、歌唱力の高さには定評がありますが、メンバーの誰かが圧倒的な個性がある訳じゃなく、その点で世間に発見されにくいのかなぁとも思います。でも、だからこそ、好き嫌いが出にくく、様々なジャンルの音楽にも抵抗なく適応している印象を与えやすいのかなと思います。アイドルポップスはもちろん、メタル、パンク、ラップ、シティポップ、ファンク等様々なサウンドをそのジャンルのミュージシャンに提供してもらい、かつアレンジまでそのミュージシャンの楽曲と同様のメンバーが手がけています。そのため、提供元のミュージシャンのファンがエビ中に興味を持ちやすく、実際、ファンになる人も珍しくないです。
また、カバーもしており、椎名林檎トリビュートに参加した時のカバー「自由へ道連れ」は、きっかけで興味を持った人も多く、9月に行われたライブ・ちゅうおんのライブCDには、様々な楽曲をひとりずつ歌唱したカバーも収録されました。
2022年発売のアルバムの先行シングルとして配信リリースされた「Anytime, Anywhere」は、「常緑」が話題になりつつある大橋ちっぽけの提供。その「常緑」完成前に依頼してたエビ中のこういうアンテナ、スゲーわ。
(追記)なぜ、入れ忘れたんだろう。STUTS & 松たか子 with 3exes「Presence」も良かったよなぁ。